地域療育センターの紹介
地域療育センターとは
名古屋市では発達に遅れや不安のあるお子さんを支援する施設として地域療育センターを設置しています。
地域療育センターは診療所と発達に遅れや不安のあるお子さんの発達を支援する児童発達支援センター(地域療育センター通園部)を一体的に運営する施設です。
お近くの地域療育センターを探す
内容
- ●原則として、居住区を対象エリアとする地域療育センターを利用していただきます。
- ●子どもの発達に関する専門家を配置し、発達相談、診療・ハビリテーション(機能訓練)、発達支援などお子さんやご家庭の状況に応じた専門的な支援をしています。
《地域療育センターのスタッフの例》
医師、保健師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理担当職員、保育士、児童指導員、栄養士、ケースワーカー、 相談支援専門員 など
利用方法
発達相談、診察は次のような流れで行います。
-
1お電話で相談日時を予約してください。
-
2ご予約の日時に面接・診察・検査等を行います。
-
3専門のスタッフが話し合い、お子さんの発達支援の方法を提案します。
※発達相談後も必要に応じて再診などのフォローをおこなっていきます。
利用料
医師の診察や訓練を受ける場合は診療報酬制度に基づく所定の自己負担分が必要です。
自己負担分には名古屋市福祉医療助成制度の医療証(子ども医療証など)が使用できます。
地域療育センター通園部を利用する場合は児童発達支援給付制度に基づく利用料が必要です。
ただし、2019年10月1日から、3歳から5歳までの障害のある子どもたちのための児童発達支援、医療型児童発達支援、保育所等訪問支援等の利用者負担が無償化されます。
無償化の対象となる期間は、「満3歳になって初めての4月1日から3年間」です。
(具体的な対象者の例)
・2019年10月1日~2020年3月31日…誕生日が2013年4月2日~2016年4月1日までの障害のある子ども
・2020年4月1日~2021年3月31日…誕生日が2014年4月2日~2017年4月1日までの障害のある子ども
利用者負担以外の費用(医療費や、食費等の現在実費で負担しているもの)は引き続きお支払いいただくことになります。
幼稚園、保育所、認定こども園等と、児童発達支援、医療型児童発達支援、保育所等訪問支援等の両方を利用する場合は、両方とも無償化の対象となります。
無償化にあたり、新たな手続きは必要ありません。